土のつぶろぐ

土の粒々から世界を考える!(ある土壌科学者チームの挑戦)

評価の問題

研究者と論文#3(「何歳なら論文何本」という考え方)

論文と若手研究者の評価・雇用について、もう少しつぶやくことにします。 研究職の公募に応募するとき、あるいは国の特別研究員に応募するときなどに、「何歳なら(あるいは博士号取ってから何年なら)、論文を何報は出しておかないと、まず通らない」という…

研究者と論文#2(論文の数と質、若手の生き残り戦略)

論文のお話の続きです。 アメリカではPublish or perishと昔から言われているように、論文を出さない研究者は消える(職を得られない、職が維持できない)のがさだめで、日本でも(昔は違ったようですが)現在の任期付きの研究者が置かれている状況は同じで…

研究者と論文

このところ論文についての話題が身近なところで何度か出たので、今日はこれをテーマに小話を。 研究者は、基本的に論文で評価されます。賛否両論ありますが、より良い評価法は見当たらず、現実としてそうなっています。この次世代プロジェクトでも、これだけ…

次世代の研究者を育てるためには?

今日からブログ更新のギアチェンジ。週一回を目指します! トップバッター粒蔵です。 いきなり、土とも粒とも無関係ですが、遅ればせながらiPS細胞の山中さんネタで。大発見というだけでなく、山中さんのこれまでの挫折を含めた研究人生、周りへの感謝の念、…