土のつぶろぐ

土の粒々から世界を考える!(ある土壌科学者チームの挑戦)

難易度: やや専門向け

研究者と論文#2(論文の数と質、若手の生き残り戦略)

論文のお話の続きです。 アメリカではPublish or perishと昔から言われているように、論文を出さない研究者は消える(職を得られない、職が維持できない)のがさだめで、日本でも(昔は違ったようですが)現在の任期付きの研究者が置かれている状況は同じで…

研究者と論文

このところ論文についての話題が身近なところで何度か出たので、今日はこれをテーマに小話を。 研究者は、基本的に論文で評価されます。賛否両論ありますが、より良い評価法は見当たらず、現実としてそうなっています。この次世代プロジェクトでも、これだけ…

腐植物質とは?なぜ土壌に有機物は溜ってゆくのか?

先週、日本腐植物質学会のシンポジウムで「物理分画法から見える腐植物質(土壌有機物)の特徴」というタイトルで、現在のプロジェクトの成果を発表してきました。 土壌腐植研究の大御所の先生方も来られており、質問もたくさん受け、活発なディスカッション…